5月31日夜、駅前公会堂でまちづくり協議会(以下、通称「まち協」)の第1回準備会を
開催いたしました。定期総会でご承認いただいたまちづくりへの取組みをどのように進める
かについて、両区役員と八鹿町、同商工会から計14名が出席しました。
冒頭、ここ24年間で駅前区の人口は54%、大森区で24%減となっているという報告がありま
した。
出生率の低下による少子化、高学歴社会、産業構造の変化が背景にあり、過疎化が著しく進
んでいることがわかります。両区で住み続けたいと願っている多くの方々にとって、自らが
高齢になった時のことを考えると不安になります。
第1回準備会では以下のような話がありました。
まちづくりの定義:そこに暮らす人々の協働の場づくり
ものづくりの定義:みんなが憩える場である公園、集会所、特産品づくり他いろんなことが
考えられる。
◇ 少数意見や、モノを言わない人の気持ちも取り込む必要がある。
◇ これまでのまちづくりは、行政が主導し(コンサル含む)てきたが、これからは、関係
住民の主導で行政と協働することが必要。
今後両区公会堂を交互に会場として準備会を重ね、まち協の方向や進め方を協議していきます。
ある程度の方向づけが決まり次第に皆さんにもご案内しますが、両区の問題点を整理しながら、
共通点を持ち寄る作業を進める中で、お互い(2つの区・人)の特性も理解でき、人材発掘も可
能になるかと思います。
地域資源を活用した他地区まち協の動き
八木地区:八木城
岩崎:鹿肉を使ったウィンナーや自然薯汁
京口:安全と福祉をテ―マにしたまち歩き
新町地区:花いっぱい運動(竹筒の花びんで軒先に花を置く)
なお、6月1日のクリーン作戦の日、まち協の上部組織である中心市街地活性化推進連絡協議会
事業の一環として、新町橋から下流の八木川河川敷の草刈りを、加盟行政区合同で実施し、大森
区からも5人の方に参加していただきました。
|